ニューヨークの場所がわかるけど、腎臓の場所がわからない?

私はそんなに海外に行った経験がある方ではないが、
ニューヨークの位置は大体わかる。

行ったことがなくても、場所がわかる。
これは本当にその場所をわかっているのだろうか。
不思議に思う。

まだ足を踏み入れたことのない土地に行ってみると、
思っていたイメージと違った。
ということは多くないだろうか。

いや、むしろ、行ってみて初めてその場所を知ることができる。
だから、自分の言葉でそこで体験したことを堂々と話したくなるのだ。

特に海外へ行ってきた人のなかには、
限られた時間で観光地を数カ所周っただけで、
その国のすべてを見てきたかのように
話す人がいるから面白い。

そして、しばらくの間、
「ドイツでは○○なんだよ〜」を聞かされる。
さらに話はエスカレートして、
「日本は○○だからダメ」と日本批判が入ってくる。
それを聞くたび、「そういうあなたは日本人では?」とツッコミたくなる。

私はニューヨークを知っているわけではなく、
何となくそういう場所があるとイメージしているのだ。
行ったことがなくても遥か遠くにあるという
ニューヨークをイメージできる人は多いだろう。

しかし、ここで考えて欲しいのは、
最も身近にある自身の身体の臓器の場所を
イメージできるだろうか。

休みなく働いてくれている肝臓や腎臓、
十二指腸はどこにあるだろうか。
そして、どんな風にあなたの生命を
支えてくれているのだろうか。

見たことがないからわからない?
ということはないはずだ。
ニューヨークも腎臓も何も違わない。
もし違いを感じるなら、
あなたの興味があるかどうか、
ではないだろうか。

「身体の声」という言葉が少しずつ一般的になりつつある。
身体にも気持ちや意識があり声があるのだが、
それを感じ取れないと悩む人が出てきている。

悩む時点で思考しているので、
身体を感じてはいないと思うのだが、
その前に身体に興味を持って、
身体を知ろうとしているだろうか。

身体も人と同じで、
興味のない人に話を聞いてもらおうとは思わないはずだ。
だから、何かの病気になったときに、
身体に意識が向き、身体からのメッセージを
受け取ることが多いのだ。

身体からのメッセージを受け取りたいなら、
まずは興味を持つこと。
そして、体に手を当てて、
その存在を認め感じること。

知らない土地を旅行するとき、
ガイドブックで目的地を確認して旅行するように。

時間はかかるかもしれないが、焦らなくていい。
身体はいつもあなたとともにいる。
一度、身体を体験すれば、
あなたの身体は堂々と話を始めるだろう。
本当にやりたかったことに気づくようになるかもしれない。
本来、身体はあなたの自由の女神なのだから。

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